私が初めて音楽業界を目指したいと思ったきっかけはアイドルの存在が大きかったのかな、と思ったりします。
そもそも「本来のアイドルの意味」は置いておくとしても、青春多感な時期に人それぞれに自分の(日本式)アイドルが現れ、ファンの数が圧倒的に多いアイドルもいれば、局地的アイドルもいて、星の数ほどアイドルはいて、キリがないか・・・。
というわけで、ここでは私的アイドル変遷記を綴ることとしました。
とはいえごくごく平均的な普通の子供の思い出話でもあります。
最近、日本人の大好きだった「御3家」という言葉をあまり聞きません。やはりここにも人々の嗜好の多様化、複雑さがあるのでしょうか?
そもそも御3家とは”有力・有名・人気”を持ち合わせた3者をいうのだそうで、徳川御3家、受験校御3家など、広く一般に使われる言葉なのですが、歌の世界でも時代ごとに御三家が存在しました。
私が記憶している最初が男性歌手の3人で新御3家と呼ばれていた「郷ひろみ・西城秀樹・野口五郎」。新というくらいだから以前の御3家もいたわけですが、この時点で「新」とついてしまうと、以降の3人はどう呼ばれるのだろうと余計な心配をしたものでした。
心配するまでもなく音楽の世界で御三家は使われなくなってしまいましたが・・・。
そうそう女性は御3家ではなく「3人娘」と言われていたらしく、新御3家と年代を合わせると「南沙織・天地真理・小柳ルミ子」です。
女性にとってみれば男性アイドル、男性にとってみれば女性アイドルがまあ普通ですが、振り返ってみると御3家や3人娘ではありませんが、私の中のアイドルは3組であった!ことが判明しました。
そしてその3組は同レベルのベスト3です。
次回に続く