シンガーソングライター(Part1) Vol.1

僕がシンガー・ソングラーターという言葉と人を認識したのはおそらく中学生の時、吉田拓郎さん、井上陽水さんあたりのフォークソングの人たちからだろうと思います。
そしてその後グリグリとたぐり寄せるようにたくさんの名前や曲を知るわけです。

その昔、歌謡曲や演歌はプロの作詞家・作曲家がいて歌うのは歌手という分業制でした。
そして僕が小さい頃に知る歌の世界はほぼソコでした。

その後アメリカやイギリスでシンガー・ソングライターが出現し、日本でも彼らに憧れて自分で詞と曲を書いて自ら歌う、まさに「音楽を(自ら)書く歌手」が現れました。
またそういう人は自らギターやピアノを弾いて演奏まで行う「シンガー・プレイヤー・ソングライター」でもありました。

  そして彼らに憧れた僕たちもギターを買い、唄い、グループを作りました。
しかしシンガー・プレイヤーにはなれてもソングライターにはなれませんでした。

というか小作品はなんとかまとめても世に出る曲は作れませんでした。