これはどちらも番組の提供会社のためにオリジナルで作られたもので、しかも1曲は番組内CMのような形で歌われたものでした。
昔はCMやドラマ、ましてやアニメなど、オープニング・エンディングの歌がそれぞれ作品のために書き起こされたオリジナルがほとんどでしたね。
どこぞのプロダクションが「今度うちのアーティストのアルバム曲の中から使ってね」とはならなかったのです。
この傾向は90年代頃から特に顕著に現れました。
枠を買ったり力持ちのプロダクションがガッツリ入り込んでいたり。
CM制作会社が別途にお金を取ってタイアップ曲を付けたりしていました。
さまざまな理由がありますが、そこがお金になる! というのが一番の理由です。
90年代になるとシングル曲のタイトルには「何々のオープニング曲」「何々のCMソング」などという言葉が入ってないとレコード会社の営業も力を入れてくれませんでした。
まるでサブタイトルでしたね。
特にアニメ番組で全く内容とリンクしていないエンディング曲はまあ多いですね。
いわゆるタイアップの功罪についても別途書きたいと思います。